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映画「湾生回家」が大ヒット!湾生とは?人気の理由と台湾について

      2017/07/02

湾生の人達を描いたドキュメンタリー映画「湾生回家」が台湾で大ヒットしています。

湾生とは、1895年から1945年にかけての日本統治時代に台湾で生まれ育った日本人の事を指します。

両親は純日本人なので、生まれてきた子供達も純日本人なのですが、生まれた場所が台湾の為、母国は台湾という複雑な出生の人達です。

日本統治時代は、第二次世界大戦のまっただ中な為、非常に苦労した幼少時代をすごしています。その分、台湾という母国に強い思い入れを持ちながら育っていきました。

そして、1945年に第二次世界大戦が終戦しました。

終戦当時の台湾は、日本の統治下にあった為、日本から出稼ぎにやってきていた人達が多数いました。

その日本人達は終戦を機に、日本へ引き揚げ始めます。

本来なら、母国語の兼ね合いもあり、そのまま台湾に居続けるのが湾生の人達の負担になりません。しかし、まだ成人もしていない子供の湾生もいる為、両親の帰国に付いて行かなければならなくなりました。

これだけでも、複雑な運命を辿っている人達に感じますね。

そして湾生回家とは、湾生の人達が生まれ育った台湾を懐かしく思い、故郷に戻る事を指します。

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では、何故今、湾生回家が人気なのでしょうか?

それは、現在台湾では日本を懐かしむ「懐日ブーム」という現象が起きています。終戦から70年たったのを区切りに、過去の遺産を再考しようとする動きが出てきた為です。

台湾には日本統治時代に作られた建物や遺跡が数多く残されています。

有名なものとしては、まるで東京駅を思わせる台湾中央政府の建物や、赤いレンガを積み立てられて作られた台大医学院旧館、正方形を組み合わせて作られた独特な記念碑が目につく二二八和平公園、華麗なる一族のロケ地として有名な台湾銀行等、多数の建築物があります。

こういった建築物を幼少時代に見て育った人達が、懐日としてブームとなったのです。

日本人として、日本に興味を持ってくれるのは嬉しい限りですね。

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では、台湾とはどういった国なのでしょうか?

台湾は人口が約2300万人で、世界で53番目に多い国です。

千と千尋の神かくしのモデルにもなった九份(きゅうふん)という町があります。九份も日本統治時代に作られたレトロな建物が数多く残っており、昔ながらの台湾を間近に感じられるスポットです。

また日本語を話せる現地人もおり、治安も良く、旅行しやすい国です。

 

通貨は台湾元が使われており、2015年の1元は日本円にして3.8円です。

日本との時差は-1時間で、東京からのフライト時間は成田空港から約4時間で到着します。沖縄の那覇からはなんと約1時間30分という短さで到着します。

もし、今回の映画をきっかけに台湾に興味を持たれた方は、是非旅行してみてください。

映画の公開日は来年2016年の春に公開予定です。

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